NSKは鉄鋼連続鋳造設備(以下、連鋳設備)向けに、設備の周辺環境をクリーン化できる構造で従来比2倍の寿命を有する「杵形駆動ロール用長寿命二つ割り円筒ころ軸受ユニット」を開発し、シリーズ化しました。
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プレスリリース
2007年02月26日
日本精工株式会社 CSR本部 広報部
~ 2倍の寿命(当社従来比)を達成し、鉄鋼設備の環境にも貢献 ~
NSKは鉄鋼連続鋳造設備(以下、連鋳設備)向けに、設備の周辺環境をクリーン化できる構造で従来比2倍の寿命を有する「杵形駆動ロール用長寿命二つ割り円筒ころ軸受ユニット」を開発し、シリーズ化しました。
連鋳設備用軸受は、水や鉄粉の多い環境で使用されます。潤滑方式には、グリース方式とオイルを圧縮空気により供給するオイルエア方式との2つがあり、いずれの方式においても連鋳設備周辺環境のクリーン化に貢献する軸受ユニットが求められています。さらに近年、船舶およびパイプライン用等厚みのある鋼板の需要増加に伴い、高荷重下において長寿命の軸受ユニットへの要求が強まっています。
NSKは、これらのニーズにお応えできる、以下の特長を持つ「杵形駆動ロール用長寿命二つ割り円筒ころ軸受ユニット」を開発しました。
*1 リップ: | リングと軽く接触するシールの先端部分 |
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*2 ラビリンスリング: | 非接触式のシール構造を持ったリング |
本製品は、連鋳設備の周辺環境に配慮したいというお客様のニーズに応えるとともに、省資源・メンテナンス周期の延長に貢献します。2009年に売上10億円を目指します。