Press Release

「2009国際ロボット展」に出展

2009国際ロボット展

日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 大塚 紀男、以下NSK)は、11月25日(水)~28日(土)から東京ビッグサイト(東京都江東区有明)にて開催される「2009国際ロボット展」*1に出展いたします。

本展示会において、ベアリング・直動製品・モータ製品などの機械要素技術をベースに、「トライボロジー、材料技術、解析技術、メカトロ技術」の4つのコアテクノロジーを活かし、ヒューマンアシストロボットやセンサ技術などを出展します。NSKは、本展示会にて研究成果を発表するとともに、ロボット及びセンサ技術につき市場でのニーズとシーズを探求します。

1. 主な展示物

脚車輪型ロボット
  • 「階段認識昇降ロボット」
  • 「ヒューマンアシストガイダンスロボット」
外界センサデモ装置
  • ※1 「近接覚センサ技術」デモ
  • ※2 「リアルタイム円錐走査センサ技術」

2. 展示会概要

開催期間 2009年11月25日(水)~11月28日(土)
場所 東京ビッグサイト(東京都江東区)
出展ブースNo. SR-2-7
関連ページ https://www.nikkan.co.jp/eve/irex/ New Window

3. 出展の背景

NSKでは既存事業の枠にとらわれない新規分野での開発を進めています。昨年、国際バイオEXPO 2008に、軸受やボールねじなどの機械要素製品と精密位置決め駆動技術に、画像処理などの技術を組み合わせ細胞操作や微小部品の組立て操作を可能にした「細胞マニピュレーションシステム」を出展。また、本年7月には“モノキャリア™”と高精度モータの組合せで微量の洗剤や化粧品などの液体を脈動なく一定量送ることを可能にしたシリンジポンプなど、新規分野の医薬品・化粧品業界向け製品を「インターフェックス ジャパン」に初出展しました。

NSKはライフサイエンスに密着したロボット分野の開発を進めることで、車椅子、盲導犬や介助犬の代用を可能にする人間をアシストする自律移動ロボットの実現により円滑で安全な社会への貢献を目指しております。また、NSKはヒューマンアシストロボット向けに開発したセンサ技術の開発を通じて、ロボット技術の発展にとどまらず、生産性や生活の利便性の向上など、幅広い用途において円滑で安全な生活へ貢献していきます。

NSKは今後も常にお客様の新たなニーズをいち早く捉え、世界トップレベルの技術力によって幅広い産業のニーズにお応えしてまいります。

*1 本展示会は、ロボット技術の飛躍を目的に、「RT次代への挑戦- Challenge for the next -」をテーマに、社団法人日本ロボット工業会と日刊工業新聞が主催します。会期中は日本のみならず海外のロボット技術やロボット製品を展示し、活発な技術交流と商談が行なわれます。