日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 大塚 紀男、以下NSK)では2010年9月3日(金)に川崎市立金程中学校2年生の生徒さん6名の訪問を受け入れ、体験学習を実施いたしました。
金程中学校では企業訪問を通じて、生徒が将来の進路を考える機会を設けています。今回、NSKでは、企業が社会で果たしている役割や数多くの組織で成り立っている事業活動について理解してもらい、将来チャレンジしてみたい仕事を考えるきっかけづくりとなるプログラムをつくりました。
まず、事業内容や環境への取り組み、身近なところで使われているNSKの技術について理解を深めてもらい、その後、さまざまな部門の社員へのインタビューを行い、仕事の役割について調査してもらいました。その後、神奈川県藤沢市のNSK技術開発センターを結んで、テレビ会議を体験しました。
参加した生徒さんからは「何故この仕事を選びましたか?」「仕事で失敗したときはどうしますか?」「エンジニアになるために必要なことは?」など熱心に質問が出ていました。
テレビ会議終了後には、「ベアリングの球をつくってみたい」や「機械の会社なのにたくさんの人がかかわって仕事をして驚きました」、「絵を描くことが好きなので、設計の仕事がしてみたい」など仕事の感想や将来チャレンジしてみたいことなどについて一人一人プレゼンテーションを実施しました。
NSKグループでは、子どもたちが「科学」に興味を持つきっかけとなるような体験型プログラムとして、「子ども科学教室」などを開催しています。今後もこのような活動を通じて、未来を担う子供たちに様々な体験をする機会を提供していきたいと考えています。