日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 大塚 紀男、以下NSK)は、このたび、ダイハツ工業株式会社より、新型ムーヴに搭載されている「冷間成形ハブユニット軸受」の開発について、低燃費化への貢献を評価され、技術開発賞を受賞いたしました。
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プレスリリース
2011年04月18日
日本精工株式会社 CSR本部 広報部
~ 新型「ムーヴ」向け冷間鍛造ハブユニット軸受 ~
日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 大塚 紀男、以下NSK)は、このたび、ダイハツ工業株式会社より、新型ムーヴに搭載されている「冷間成形ハブユニット軸受」の開発について、低燃費化への貢献を評価され、技術開発賞を受賞いたしました。
この「冷間成形ハブユニット軸受」は、通常の高温下(約1200℃)での成形方法とは異なり、常温環境(約20℃)での加工成形を可能にしました。
同タイプの製品として、世界で初めて量産化に成功しています。従来品と同程度の強度を保ちながら、軸受重量を5%低減し、ダイハツ工業株式会社の新型「ムーヴ」の燃費向上に貢献しています。
また、本製品は、製造時のエネルギー使用量を従来より30%低減しました。
*ハブユニット軸受は、タイヤをホイールに取り付ける部品と車体へ取り付ける部品を一体化したユニット軸受
NSKは今後もモノづくりの会社として、より信頼性が高く、よりエネルギーロスの削減に役立つ最高品質の製品やサービスを日々追求し、豊かさと地球環境の保全が両立する持続可能な社会の実現をめざし、企業活動に取り組んでまいります。