日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 大塚 紀男、以下NSK)は、中空軸でありながら長寿命を実現したボールねじを開発し、日立オートモティブシステムズ(株)の「電動型制御ブレーキ」に採用されました。
*1 自動車の回生協調ブレーキシステム用としては、世界初。
2011年10月25日時点 NSK調べ。
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プレスリリース
2011年11月02日
日本精工株式会社 CSR本部 広報部
~ 自動車の「安全・環境・快適」に貢献 ~
日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 大塚 紀男、以下NSK)は、中空軸でありながら長寿命を実現したボールねじを開発し、日立オートモティブシステムズ(株)の「電動型制御ブレーキ」に採用されました。
*1 自動車の回生協調ブレーキシステム用としては、世界初。
2011年10月25日時点 NSK調べ。
世界的に持続可能な社会の実現に向けて、環境にやさしい製品が今まで以上に注目を集めるようになり、燃費の優れたハイブリッド車(以下HEV)や電気自動車(以下EV)が、身近なものになってきています。HEVやEVでは、減速時にモータを発電機として回転させることでエネルギーを回生し、蓄電池を充電します。合わせて発電のためモータが回転する抵抗を制動力として利用します。電動型制御ブレーキでは、発電機を使った回生ブレーキを最大限活かしつつ、通常のブレーキと協調して作動させることで、制動力の確保とエネルギー回生率の向上を実現します。
HEVをはじめとする環境対応車の需要は今後大きく伸張し、回生協調ブレーキの採用が進むと予想されます。NSKは、ブレーキの小型・軽量化や電動化のニーズに対応するボールねじの開発を進め、この分野で2015年に20億円の売上を目指します。