日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 大塚 紀男、以下NSK)は、主にオートマチックトランスミッション(以下AT)用として、「油流制御機能付き一体型スラストニードル軸受」を開発しました。本製品は、ATオイルが軸受内をより滑らかに貫通することを可能にし、ATの高効率化や信頼性の向上に貢献します。更には、本製品は、ころ・レース・保持器が一体化しており、AT内への組み付けが容易で、生産性向上に貢献します。NSKは、本製品の売上として2016年に10億円を目指します。
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プレスリリース
2011年09月22日
日本精工株式会社 CSR本部 広報部
~ トランスミッションの小型・軽量化と信頼性の向上、生産性向上に貢献 ~
日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 大塚 紀男、以下NSK)は、主にオートマチックトランスミッション(以下AT)用として、「油流制御機能付き一体型スラストニードル軸受」を開発しました。本製品は、ATオイルが軸受内をより滑らかに貫通することを可能にし、ATの高効率化や信頼性の向上に貢献します。更には、本製品は、ころ・レース・保持器が一体化しており、AT内への組み付けが容易で、生産性向上に貢献します。NSKは、本製品の売上として2016年に10億円を目指します。
近年の環境意識の高まりから、クルマには更なる燃費改善が求められており、トランスミッションにおいても小型・軽量化や損失トルク低減など、高効率化のニーズが高くなっています。また、トランスミッション内には多数のスラストニードル軸受を組み付けるため、この工数削減のため軸受の構成部品(ころ・レース・保持器)を一体化するニーズも高まっています。これらのニーズに対して、本製品は以下の優れた特長によりATをはじめとしてハイブリッドやCVT等、トランスミッションの高効率化に貢献します。
焼付き寿命の向上により稼動期間の延長やメンテナンス回数の低減が可能となり、生産性向上とランニングコストの低減に貢献します。