日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 大塚 紀男、以下NSK) は、工作機械主軸用の高速アンギュラ玉軸受ロバストシリーズに、外輪からの直接給油が可能な「ロバストショット」を新たにラインアップしました。本製品は、工作機械の信頼性向上と主軸のコンパクト化を実現します。
NSKは、本製品を10月30日(木)~11月4日(火)に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「JIMTOF2014 第27回日本国際工作機械見本市」に出展します。NSKは、2015年1月から本製品を販売し、2016年に5億円の売上を目指します。
工作機械主軸用軸受には、高速回転、高剛性、高精度回転および環境配慮型設計が求められています。このようなニーズに対して、NSKは、高速、高剛性、低発熱を実現したロバストアンギュラ玉軸受を市場投入しており,多くのお客様よりご好評いただいておりますが、主軸の信頼性向上とコンパクト化のご要望も高まりつつあることから、NSKはこの度、外輪給油方式のロバストアンギュラ玉軸受を標準ラインアップすることとしました。
本製品は近年普及が進んでいる5軸加工機などの主軸のコンパクト化のニーズに対応し、加工の自由度向上に貢献します。