日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 内山 俊弘、以下NSK)は、開発を進めてきた「ガイダンスロボット LIGHBOT」の実用化に成功し、本年4月よりレンタルを開始します。本製品は、病院などを訪れる視覚障がい者や高齢者などの利便性を高めるとともに外来者案内の負担を軽減します。
「ガイダンスロボット LIGHBOT」を、神奈川県総合リハビリテーションセンターに寄贈
神奈川県総合リハビリテーション事業団の理事兼神奈川リハビリテーション病院長の杉山 肇様(左)と
日本精工株式会社 執行役 技術開発本部 新領域商品開発センター所長の伊藤裕之(右)
「ガイダンスロボット LIGHBOT」は、病院などの不慣れな施設で、視覚障がい者や高齢者などを障害物を回避して目的地まで誘導するロボットです。NSKでは、生活支援ロボットの実用化・普及を推進する神奈川県さがみロボット産業特区、及び障がい者の自立支援を目的とした厚生労働省障害者自立支援機器等開発促進事業の支援と、神奈川県総合リハビリテーションセンター(神奈川県厚木市)の協力を得て、「ガイダンスロボット LIGHBOT」の実証実験や改良などを進めてきました。本年3月13日に 一般財団法人日本品質保証機構(本部:東京都千代田区、理事長:小林 憲明、以下JQA)から安全性に関するISO 13482の認証を取得したことで開発を完了し、本年4月より、本機のレンタルを開始します。 また、開発に使用した実機を、神奈川県総合リハビリテーションセンターに寄贈しました。