日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長・CEO 内山 俊弘、以下NSK)は1996年に業界初のリニアガイド用潤滑ユニットNSK K1™を販売開始し、機械・設備の長期メンテナンスフリー化に貢献してきました。
この度、近年のスマートファクトリー化に伴うメンテナンスフリー化のご要求に応えるため、潤滑油供給能力を大幅に向上させた新潤滑ユニットNSK K1-Lを開発しました。
NSKは本製品の販売を2019年12月から開始します。
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プレスリリース
2019年10月29日
日本精工株式会社 CSR本部 広報部
~潤滑油供給能力の向上によって機械のメンテナンスサイクルを延長~
日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長・CEO 内山 俊弘、以下NSK)は1996年に業界初のリニアガイド用潤滑ユニットNSK K1™を販売開始し、機械・設備の長期メンテナンスフリー化に貢献してきました。
この度、近年のスマートファクトリー化に伴うメンテナンスフリー化のご要求に応えるため、潤滑油供給能力を大幅に向上させた新潤滑ユニットNSK K1-Lを開発しました。
NSKは本製品の販売を2019年12月から開始します。
リニアガイドは機械の直線運動を案内する要素部品として使用されますが、その性能を長く保つためには潤滑がとても重要です。この潤滑のメンテナンスにかかるユーザーの負担を減らすとともに、メンテナンスによる機械停止頻度を減らして生産性を上げることが求められます。
NSKは長期にわたってリニアガイドに潤滑油を供給する潤滑ユニット、NSK K1を世界に先駆けて開発し、1996年の発売以来20年以上にわたって、機械の長期メンテナンスフリー化に貢献してきました。また、併せて、そのクリーンな潤滑方式は、環境改善にも大きく寄与してきました。
近年のスマートファクトリー化の進展によって、メンテナンス間隔の延長が求められています。また、環境への配慮から、省資源・省エネルギー化が一層求められています。
NSKはこれらのご要求に応えるため、潤滑油供給能力を向上させた新しい潤滑ユニットNSK K1-Lを開発しました。
NSKは、1916 年に日本で最初の軸受(ベアリング)を生産して以来、100 年にわたり軸受や自動車部品、精機製品などのさまざまな革新的な製品・技術を生み出し、世界の産業の発展を支えてきました。1960 年代初頭から海外に進出し、現在では 30ヶ国に拠点を設け、軸受の分野で世界第 3 位、また電動パワーステアリング、ボールねじなどにおいても世界をリードしています。
企業理念として、MOTION & CONTROL™ を通じて円滑で安全な社会に貢献し、地球環境の保全をめざすとともに、グローバルな活動によって、国を越えた人と人の結びつきを強めることを掲げています。2026 年に向けて NSKビジョン 2026「あたらしい動きをつくる。」を掲げ、世の中の期待に応える価値を協創し、社会への貢献と企業の発展の両立を目指していきます。