日本精工株式会社(以下、NSK)は、2020年11月16日(月)~11月27日(金)にオンライン上で開催される「JIMTOF2020 Online 第30回日本国際工作機械見本市」に出展します。
NSKは、工作機械に不可欠な4つの要素部品(精密軸受、ボールねじ、直動案内、スピンドル)を生産・開発している唯一のメーカーとして培った総合技術力をベースにきめ細かい販売・技術サービスで、お客様の期待にお応えしています。近年、工作機械分野では、生産性向上、自動化(省人化)、加工面品位向上など更なる高度化が進んでいます。NSKは今回、これらお客様の最新のご要求にお応えできる製品を厳選して出展いたします。
出展コンセプト
『技あり』、『WAZA-ARI (MORE THAN PRECISION)』
NSKの『技あり』とは、「モノづくりの現場の課題を解決する「コトづくり」の「発想」を大切にし、多くのお客様に共感していただける技術や製品を生み出す「着想」につなげること。更にそのアイデアを確かなカタチへと変える独自の技術や手法」のことです。今回も2018年のJIMTOF以降、磨き上げてきた『技あり』(「WAZA-ARI (MORE THAN PRECISION)」)をコンセプトに出展いたします。
NSKはこれからも、製品の精度や機能を極限まで追求するとともに、製造業の進化が期待されるイノベーションに貢献していきます。NSKのあたらしい動きが、工作機械の未来を革新していきます。
出展品
1. スピンドル主軸用精密軸受 『ロバストダイナ』(初出展)
重切削と超高速回転を両立し、ワイドレンジ加工に対応
高負荷容量化により、重切削加工と加工時間短縮を実現
耐衝撃性の向上により、スピンドルの長期安定稼働に貢献
2. 『象限突起を低減するボールねじ技術』(初出展)
ボールねじの運動方向反転時の摩擦を安定化
工作機械の円運動における運動誤差(象限突起)を低減
加工面を高品位化し、仕上げ工程の短縮に貢献
3. 工作機械主軸用新開発保持器採用超高速アンギュラ玉軸受『サーセイブ』
高速回転時のNRRO低減 (従来比約50%減)
トルク低減 (従来比約20%減)
超高速 dmN値300万を実現
4. 高精度長寿命ボールねじ
耐摩耗性能の向上
機械のメンテナンス期間を延長
機械の消費エネルギーの削減に貢献
5. NSKリニアガイド™ 用潤滑ユニット 『NSK K1-L』
新開発材料により潤滑油供給能力を向上 (従来比2倍)
スライダ駆動時の動摩擦力を低減 (従来比20%減)
K1-L保護及び異物侵入防止用ケース装着
展示会概要
展示会名
JIMTOF2020Online第30日本国際工作機械見本市
オンライン会場
ウェブ配信(日英2カ国語対応)
開催期間
2020年11月16日(月)10:00 ~11月27日(金) 17:00
アーカイブ
2020年11月27日(金)17:00 ~12月11日(金) 17:00
公式サイト
https://www.jimtof.org/jp/index.html
* 本オンライン展示会の入場は完全登録制(無料)です。
NSKについて
NSKは、1916年に日本で最初の軸受(ベアリング)を生産して以来、100年にわたり軸受や自動車部品、精機製品などのさまざまな革新的な製品・技術を生み出し、世界の産業の発展を支えてきました。1960年代初頭から海外に進出し、現在では30ヶ国に拠点を設け、軸受の分野で世界第3位、また電動パワーステアリング、ボールねじなどにおいても世界をリードしています。
企業理念として、MOTION & CONTROL™を通じて円滑で安全な社会に貢献し、地球環境の保全をめざすとともに、グローバルな活動によって、国を越えた人と人の結びつきを強めることを掲げています。2026年に向けてNSKビジョン2026「あたらしい動きをつくる。」を掲げ、世の中の期待に応える価値を協創し、社会への貢献と企業の発展の両立を目指していきます。