日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長・CEO 市井 明俊、以下NSK)は、環境情報開示に関する国際的な非営利の非政府組織CDPによる2022年度のサプライヤー・エンゲージメント調査(以下SER)における最高評価、「CDPサプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に3年連続で選定されました。NSKは、SERのA評価に加え、CDPの2022年度の気候変動と水セキュリティの調査において、リーダーシップレベルで上位2番目「A-」の評価を獲得しています。
NSKは、社会の持続可能な発展に貢献し、100年、1000年先でも社会から必要とされ、信頼され、選ばれ続ける企業を目指し、2026年度までの
中期経営計画(MTP2026)
のテーマに、「持続的成長を可能にする企業基盤の再構築」を掲げ、「ESG経営」を経営の重要課題の一つとして位置づけ、取り組みを進めています。
中でも環境保全に向けて、省エネルギーや省資源に貢献する製品・サービスの提供、さらには事業活動を通じたCO2排出量削減に積極的にグループ全体で取り組んでいることが評価され、今回の選定となりました。
CDPについて
CDPは国際的な環境非営利団体で、世界の企業・自治体を対象に、環境問題に関する高い目標設定・リスク管理・情報開示などの取り組みについて調査・評価を行っています。サプライヤー・エンゲージメント評価は、企業が気候変動課題に対して どのように効果的なサプライヤーとの協働を行っているかを評価するもので、気候変動に関する取り組みの中でも、「ガバナンス」、「目標」、「スコープ3 GHG(温室効果ガス)排出量」、「サプライヤーとのエンゲージメント」、「CDP 気候変動質問書全体の回答評価」の5項目が評価対象となっています。CDPは、サプライヤー・エンゲージメント評価において最高評価を獲得した企業を「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に選定しています。
NSKについて
NSKは、1916年に日本で最初の軸受(ベアリング)を生産して以来、100年にわたり軸受や自動車部品、精機製品などのさまざまな革新的な製品・技術を生み出し、世界の産業発展を支えてきました。1960年代初頭から海外に進出し、現在では30ヶ国以上に拠点を設け、軸受分野で世界第3位、また電動パワーステアリング、ボールねじなどにおいても世界をリードしています。
企業理念として、MOTION & CONTROL™を通じて円滑で安全な社会に貢献し、地球環境の保全をめざすとともに、グローバルな活動によって、国を越えた人と人の結びつきを強めることを掲げています。2026年に向けてNSKビジョン2026「あたらしい動きをつくる。」を掲げ、世の中の期待に応える価値を協創し、社会への貢献と企業の発展の両立を目指していきます。