社会への参画と発展への貢献

基本的な考え方

NSKグループは、それぞれの国や地域のニーズを理解し、人を育て、技術を育て、地域社会に根ざした活動を進めています。持続的な発展に貢献し、地域から必要とされ、信頼され、愛される会社であり続けることを目指して、「科学技術の振興」「次世代の育成」「地域との共存共栄」の3つを重点分野として社会貢献活動に取り組みます。

社会貢献活動方針
社会貢献活動方針
重点分野とステークホルダー
重点分野関係するステークホルダー事例項目事例の紹介
科学技術の振興地域社会/次世代
研究機関への助成
  • 『公益財団法人NSKメカトロニクス技術高度化財団』(メカトロ財団)の支援

    メカトロ財団は、NSKの出捐により1988年に設立され、2010年に、公益財団法人に認定されました。メカトロ財団は、メカトロニクス技術の飛躍、発展のため研究開発、教育、技術交流、集会などの助成事業を通して、機械技術の高度化を図り、わが国の発展と国民生活の向上に寄与することを目的としています。

    http://www.nskfam.or.jp/

次世代の育成次世代
  • 軸受講座の開講
  • 奨学金の支給
  • インターンシップの受け入れ
  • 寄付
  • 『一般財団法人NSK奨学財団』の支援

    NSKでは、2017年4月に、次世代人材の育成支援を目的として、「一般財団法人 NSK奨学財団」を設立しました。
    アジアの一員である日本を本拠とする「モノづくり」企業として、日本人の海外留学支援やアジア各国の学生の日本への留学支援を実施。紛争や飢餓、気候変動対策や自然保護、平等で公正な社会、安全で健康な生活など、世界を取り巻くさまざまな課題の解決に資する高度な次世代人材の育成支援を行っています。

    「一般財団法人 NSK奨学財団」が採用式を開催

  • 子ども向けの科学講座をオンラインで開催

    NSKは、子どもたちにモノづくりの面白さや奥深さを伝えるSTEAMプログラムを2018年から毎年実施しています。
    参加者は、Web会議システムを通じて講座に参加し、事前送付された実験キットを使ってベアリングの効果を体感したり、ベアリングを使って実現する未来のアイデアを考えて発表しました。
    NSKは今後も、未来の豊かな社会づくりに貢献するため、ベアリングを使った科学講座の開催など次世代人材の育成に取り組んでいきます。

    ※STEAMプログラム:Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Arts(芸術)、Mathematics(数学)の頭文字をとったもので科学、数学、芸術領域に力を入れる教育方針、教育方法。

    東北大学サイエンスキャンパスと共催で子ども向けの科学講座をオンラインで開催

     

    子供の未来応援基金 寄付型自動販売機の導入(日本)

     

地域との共存共栄

地域社会

  • 品川区の小学校・義務教育学校を対象に、自転車用ヘルメットを寄贈

    NSKでは、2017年より、創業の地・大崎および品川区への社会貢献活動として、小学校・義務教育学校を対象に、学校の希望に沿い、未所有児童に自転車用ヘルメットを寄贈しています。自転車利用時の事故被害軽減や、ヘルメットの着用率向上を目指していきます。

◆「社会貢献活動推進期間」の設定

NSK創立100周年を機に社会貢献活動をさらに充実させていくため、2016年度より創立月の11月を含む前後1ヵ月(10月~12月)を「社会貢献活動推進期間」に位置づけました。各地域の特性を活かしつつ、NSKグループ全体で社会貢献活動の強化に取り組んでいきます。