3. 荷重と負荷圏
転がり軸受が荷重を受けると、軌道面の一部分、または全周でその荷重を負荷します。この負荷する範囲を負荷圏と呼びます。
ラジアル荷重
軸に対して直交方向の荷重
アキシアル荷重(またはスラスト荷重)
軸方向の荷重
合成荷重
ラジアル+アキシアル荷重
モーメント荷重
軸受内部の荷重分布
接触角αの単列軸受(アンギュラ玉軸受、円すいころ軸受など)にラジアル荷重Frとアキシアル(スラスト)荷重Faが作用する場合、軸受内部の荷重分布は下図のようになります。
α:接触角
Fr:ラジアル荷重
Qmax:最大転動体荷重
Fa:アキシアル(スラスト)荷重
F:FrとFaの合成