事業紹介
Businesses
自動車や家電製品、産業機械、鉄道、航空宇宙など、
様々なあらゆる産業の進化を支えています。
NSKはベアリング、ボールねじなど様々な製品を開発・供給し、産業の発展と機械の進歩に大きく貢献してきました。
100年以上に及ぶ歴史の中で培った技術と経験、幅広い製品ラインナップ・サービスを駆使し、
お客様のビジネスに相応しい価値あるソリューションをご提供します。
事業について
NSK's Businesses
モビリティの変革を支える技術
ベアリングをはじめとして、クルマの三大要素「走る・曲がる・止まる」を支え、
CASEやモビリティの多様化に貢献する付加価値提案を行います。
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1シームレス2スピードeアクスルコンセプト
EV用モータの回転速度をさらに高めるトラクションドライブ、そして滑らかな変速を可能にするトルクセンサを組み合わせるNSK独自の技術によって、EVの課題である航続距離と走行性能を向上しつつ、快適な乗り心地や小型・軽量化にも貢献しています。
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2走行中ワイヤレス給電インホイールモータ
東京大学の研究グループと共同で、走行中に道路からインホイールモータへ直接給電できる「第3世代 走行中ワイヤレス給電インホイールモータ」を開発し、実車での走行実験に成功しました。走行しながらの給電を実現することにより、電気自動車の利便性を向上させています。
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3電動油圧ブレーキ用ボールねじアクチュエータ
安全性向上のため、自動ブレーキの採用が進んでおり、ブレーキの応答性と小型化が求められます。NSKはブレーキシステム用に低摩擦ボールねじを開発し、応答性の向上と信頼性を実現しています。また、軸受と周辺部品を一体化することにより、システムの小型化、軽量化も進めています。
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4ステアバイワイヤ用操舵反力装置/タイヤ転舵装置
ハンドルとタイヤ間が繋がっておらず電気的に接続するステアバイワイヤは、自動車の設計レイアウトの可能性を広げるとともに将来の自動運転にも繋がります。NSKではタイヤ転舵装置、タイヤからの反力を伝える装置、より安全で安心なステアバイワイヤを実現するためのハードウェアとシステムを開発中です。
高品質・高精度な動きで貢献
電動化・自動化・デジタル化・環境をキーワードに、
NSKの技術力を活かしてお客様と一緒に新しい価値を創造していきます。
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1次世代高精度工作機械用ボールねじ
高精度な位置決めができるNSKのボールねじは、高品質なものづくりを支えています。高度なシュミレーション技術を用いて、ボールねじの摩擦特性を解明し、正確で緻密な動きと、動摩擦トルクの低減を進めています。今後、より一層求められる高精度加工や省エネルギーに貢献していきます。
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2NSKリニアガイド™
NSKリニアガイド™は、半導体・液晶製造装置、自動車製造装置、ロボット、工作機械などの各種生産設備向けに搬送用途で使用されています。NSKでは転動体(ボール・ローラ)と転走面との接触面圧分布を最適化することで、長寿命化や信頼性を向上させています。今後、スマートファクトリーなど、より一層の自動化に貢献していきます。
大型円筒ころ軸受(増速機用)
ミニチュア玉軸受(歯科治療用デンタルドリル向け)
持続可能な社会へ向けて
NSKの持つ技術の強みを活かしながら、新技術・新製品の開発を進め、
新しい価値の創造、提案に取り組んでいます。
バイオマスプラスチック保持器
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転がり軸受用としては世界で初めてNSKが開発
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植物由来の原料によりCO2排出量を9割削減
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NSK独自のリアルデジタルツインにより開発期間を1/3に短縮
従来の再生可能な生物(主に植物)由来の資源を原料にしたプラスチックでは耐熱性が課題となっていました。本製品では120℃レベルの高温環境下での使用が可能となり、原材料でのCO2排出量を削減でき、カーボンニュートラルの実現に貢献します。
院内搬送アシストロボット
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あらゆる重量搬送物を身体の負担がなく安全に運べる
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医療現場における働き方改革に貢献
新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けて、ロボットによる非接触化や医療現場の負担軽減を目指す神奈川県のプロジェクトに参加。
病院内のストレッチャーや台車の移動をモータ駆動でアシストし、スムーズな発進加減速や小回りを可能にするロボットを開発。医療従事者の方にロボットを取り付けたストレッチャーの操作体験をしていただき、その場で出たご意見をもとにロボットを改良しています。
大型ドローン用「可変ピッチ機構付きモータハブ」
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モータ関連技術で機体の安定性と航続距離の向上に寄与
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都市部の交通問題など社会問題の解決に貢献
クルマに代わる代替移動手段として、空飛ぶクルマ「フライングカー」の実用化に期待が高まっています。また、無人航空機ドローンは、カメラ搭載による空撮や監視、軽荷物の輸送など多様な分野でのニーズの拡大が見込まれています。NSKは、ドローン用に、ブレード(羽)とピッチ角度を緻密に調整するモータハブユニットを開発しました。高応答な推力(揚力)特性を得つつ、エネルギー効率の最適化が可能となり、機体の安定性と航続距離の向上に寄与します。