- 女性エンジニアによる女子学生向けのSTEAMイベント開催
- 対面(デジタルファブリケーション)とオンライン(ベアリング組立)から選べる選択式
- 4年ぶりの対面イベントでは、CADやレーザーカッターなどを活用したデジタルファブリケーション体験を初めて実施
日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長・CEO 市井 明俊、以下NSK)は、7月~9月に、エンジニアリングやものづくりに関心がある女子学生(高校生、高専生、大学生、大学院生)を対象とした「NSK夏のリコチャレ(理工チャレンジ)2023」を開催します。
- *STEAM:
- Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Arts(芸術)、Mathematics(数学)の頭文字をとったもので、科学、数学、芸術領域に力を入れる教育方針、教育方法。
「リコチャレ」とは、理工系分野に興味・関心のある女子学生の進路選択を支援するために、内閣府男女共同参画局や文部科学省、日本経済団体連合会などが中心となって行っている取り組みです。
NSKは、この「リコチャレ」に応援団体として参加しています。
本年、対面とオンラインの2種類の「リコチャレ」を開催します。4年ぶりとなる対面イベントでは、デジタルファブリケーション(CADやレーザーカッターなどを活用したものづくり)を体験することで、理工系や製造業への興味を喚起するプログラムを提供します。また、オンラインイベントでは、学生の皆さんに、軸受の技術力、理系のキャリアについて考えるきっかけを提供します。
NSKは、「科学技術の振興」、「次世代の育成」、「地域との共存共栄」を社会貢献活動の重点分野と位置付け、研究機関への助成や奨学金の給付、インターンシップの受け入れなど、幅広い活動を実施しています。この一環として、子ども達に「科学」を身近に感じ、興味を持ってもらうために、工場見学会や科学教室などの体験型プログラムを開催しています。
現在、日本国内においては理工系分野を目指す女性が少ないことが課題となっています。NSKは内閣府男女共同参画局が推進している「リコチャレ(理工チャレンジ)」に賛同し、理工系分野に興味・関心のある女子学生のチャレンジを応援していきます。
NSKは、1916年に日本で最初の軸受(ベアリング)を生産して以来、100年以上にわたり軸受や自動車部品、精機製品などのさまざまな革新的な製品・技術を生み出し、世界の産業の発展を支えてきました。1960年代初頭から海外に進出し、現在では30ヶ国以上に拠点を設け、軸受の分野で世界第3位、また電動パワーステアリング、ボールねじなどにおいても世界をリードしています。
企業理念として、MOTION & CONTROL™を通じて円滑で安全な社会に貢献し、地球環境の保全をめざすとともに、グローバルな活動によって、国を越えた人と人の結びつきを強めることを掲げています。2026年に向けてNSKビジョン2026「あたらしい動きつくる。」を掲げ、世の中の期待に応える価値を協創し、社会への貢献と企業の発展の両立を目指していきます。