営業としてまったく新しい挑戦を。
シェアの維持・拡大に取り組む。

中国で5年勤務し、2020年に日本に帰国。再度、調達の仕事をすると思っていましたが、配属先は営業。最初に聞いた時は、正直驚きました。営業の経験はなかったので、ゼロからのスタートといっても過言ではありません。不安ももちろんあったのですが、新しいチャレンジへの期待もありました。現在は、大手自動車部品メーカーを担当し、製品のシェアを拡大するというミッションに挑んでいます。現在NSKはベアリングの日本国内シェアトップを維持していますが、厳しい競争の中にいるのも事実。その中で差別化していくためには、他社以上の品質を確保し、迅速な対応をすることで顧客の信頼を勝ち得ることが必要不可欠です。さらに顧客からの要望に対応するだけでなく、新製品を提案し、その魅力を訴求していくことが重要になります。また、今後は自動車の電動化対応が大きなテーマです。社会が変化していくなか、私たちとして何が提案できるのか、自動車の未来を見据えながら製品提案をしていかなければなりません。
これまで、生産管理、調達を経験し、営業の仕事に就いた今、実感しているのは視野が広くなり、視座が高くなったことです。かつては外からの視点が希薄だったのですが、営業活動を通して、顧客の立場からNSKを見る視点を獲得できたと思っています。そうしたスキルを武器に、自ら仕事を探し課題を見出し、顧客の期待を超える提案ができる人材に成長していきたいです。 ※組織、役職名称は取材時のものです。